中古買い取り担当として新卒入社
システムファイブを知ったのは学生時代。電気工学部で電気応用機器などの分野を学んでいた私は、卒業生の就職先一覧に会社名が載っていたのを見つけたのが縁でした。調べると映像業界だけでなく音楽業界にも関わりのある会社であることを知り、当時趣味で撮影だけでなく音楽活動も行っていた私は「面白そうだな」と軽い気持ちでエントリーした記憶があります。採用試験を経て、2004年4月に新卒で入社しました。
私は三重県の出身ですので、通勤圏内の名古屋に拠点があるシステムファイブに入社したのですが、新人研修として3ヶ月間、東京に滞在する機会がありました。その際に、地元とは全く違う空気に衝撃を受け、「東京で働きたい!」という気持ちが強くなり、当時東京・神田にあった東京支店への配属を希望。それからずっと東京で働いています。
入社後には、主に中古機材の買い取り査定を行う部署に配属されました。様々なメーカーの映像機器・音響機器の市場価値を見定め、お客様の大切な機材を適正な価格で買い取る仕事です。機材の知識は自然と身についたので困ることはありませんでしたが、2004年当時は社員数が少なく、査定業務だけでなくショールームでの販売から倉庫での出荷業務など、各部署でのヘルプにも奔走する毎日でした。昔は今よりも機材が大型のものばかりでしたから、搬入・搬出に苦労が多かったこともいい思い出です。今は当時よりも社員数も10倍ほどに増え、部署ごとの業務に専念できる環境になり、ずいぶん変わってきたなと日々感じています。
今日まで継続して働けているのは、待遇や福利厚生のほかにも役職・職歴に関係なく意見を出し合える風通しの良さと意思決定の早さが大きなウェイトを占めています。会社だけでなく、お客様にとってもメリットがあるサービスをたくさん考えて次々に実行していけるスピード感はとても心地がいいです。「試しにやってみなさい」という上司はいても「余計なことをするな」という上司は一人もいませんでした。チームのマネージャーとして多くの部下を抱えるようになった今では、あの時の上司の言葉を思い浮かべながら指導するようにしています。